仕事に役立つメンターの探し方

メンターとは指導者とか教育者と訳されるものですが、仕事からプライベートまであらゆる面で手本となるような人物は必要です。周囲に自分を叱る人がいない企業の社長は、あえてメンターを探す例もあります。探し方として、まず比較的簡単に見つけることができるのは同じ企業の中です。仕事に取り組む姿勢に共感したり、あるいは自分が目指したい姿であれば、多くのことが学べる人物となりえます。具体的なアドバイスとして得られることは、例えば自分のキャリアプランをどのように考えればいいかが挙げられるでしょう。すでに自分自身のキャリアプランを明確にしている人であれば、どのようにしてそれを見つけ出せるのかを教えることができるわけです。

また、仕事に対する取り組む姿勢というものを学ぶこともできます。人は自分の価値観で物事を見ていますし、さまざまなことに取り組んでおり、仕事に関してもその人の価値観によって成果の形が変わるものです。そこで自分が信頼する人から、どのような取り組みをすべきかを学ぶことで新たな価値観を知ることもできます。

このようなメンターは企業以外でも探すことができ、例えば付き合いのある取引先の人でも構いません。さまざまなことを相談することができるだけではなく、アドバイスも得られます。さらに仕事だけに留まらず、人生そのものについても学べるでしょう。企業のタテの繋がりが弱まっている現在では、このように外部の人にメンターを求めるケースも増えています。